S&P500 vs オルカン:20年投資してきた自分がオルカンを選ぶ理由

インデックス投資を始めようとすると、必ずぶつかる問題があります。

「S&P500とオルカン、どっちを買えばいいんだ」

結論から言いうと、自分はオルカン派です。20年ずっとそうしてきました。

なぜかを話します。


そもそも何が違うのか

S&P500 はアメリカの主要500社に投資する指数です。AppleやMicrosoft、NVIDIA、Amazonといった、誰でも知ってる企業が上位を占めています。

オルカン(全世界株式) は世界50カ国以上・約3000銘柄に投資する指数です。アメリカも当然含まれていて、現在は全体の約60%がアメリカ株です。

ざっくり言うと、S&P500は「アメリカ集中」、オルカンは「世界丸ごと」です。

代表的なファンド

ファンド信託報酬
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)年0.09372%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)年0.05775%

どちらも信託報酬は十分安いです。


自分がオルカンを選ぶ理由

投資を始めた頃、BRICsが盛り上がっていた

自分が投資を始めた2007年ごろ、「BRICs」という言葉が流行っていました。ブラジル・ロシア・インド・中国の新興国市場が急成長するという話で、当時はそっちに投資するファンドも人気がありました。

結果的にBRICsはその後いろいろありましたが、あの時代を見ていて思ったのは「どこの国が伸びるかなんて、自分には全然わからない」ということです。

アメリカが今後も強いのはたぶんそうだと思う。でも新興国が伸びてくる可能性もゼロじゃない。インドかもしれないし、まだ名前も知らない国かもしれない。

どこが伸びるかわからないなら、全部買っておけばいい。

それがオルカンを選んだ理由です。


「S&P500の方がリターンいいよ」には乗らない

過去10年を見ると、S&P500はオルカンよりリターンが高かったのは事実です。

指数過去10年年率リターン(参考)
S&P500約14〜16%
全世界株式約10〜13%

この数字を見て「じゃあS&P500でよくない?」となる気持ちはわかります。

でも自分はそれに乗り換えようと思ったことがないです。理由は単純で、過去のリターンが良かったからといって、未来も同じとは限らないからです。

未来がわかれば苦労しないよ。わからないから分散する、それだけです。


入金力が大切

ネットやSNSで「オルカンよりS&P500だ」「いや新興国も入れろ」みたいな議論をよく見かけます。

それより大事なのは入金力だと思っています。どのファンドを選ぶかの差より、毎月いくら積み立てられるかの方が最終的な資産額にずっと大きく影響すると実感してます。

自分ができることは入金力を上げること

そのために家計管理(特に支出管理)をやってる方が建設的でした。


一点だけ気になること

一つだけ気になっていることがあります。

オルカンを含め、外貨建ての資産が多くなってきたこと。全資産で見ると外貨建て比率がかなり高くなっていて、円高になったときの影響は少し頭に入れています。

そして、もちろん為替も読めないことを認識する。

これ大事。

ただ「そういうリスクもある」と認識しておく程度です。


オルカンが正解かどうかはまだわからない

20年続けてきて、オルカンで良かったと確信しているかというと、まだわからないというのが正直なところです。

未来はわからないから。

ただ、ほぼ正解に近いとは思っています。

どこの国が伸びるかわからない以上、全世界に分散しておくのは合理的な選択だと今でも思っています。もしアメリカが今後も強ければS&P500の方が良かったということになるし、新興国が台頭してくればオルカンが正解だったということになる。

どっちに転んでもある程度カバーできる、というのがオルカンを選び続けている理由です。


まとめ:どっちでもいいけど、自分はオルカン

S&P500もオルカンも、どちらも優秀なファンドです。どちらを選んでも長期で積み立て続ければ、それなりの結果になると思っています。

ただ「どちらがいいか」と聞かれたら、自分はオルカンと答えます。

理由はシンプル。未来はわからないから、全部買っておく。

それだけです。


投資は自己責任でお願いします。この記事は特定の金融商品を推奨するものではありません。

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