投資を始めたころの実態:20代会社員の試行錯誤の記録
整理していたら、当時の投資方針書が出てきました。
2009年・2010年・2011年の計画と結果が残っています。今見ると稚拙な部分もありますが、それでいいんです。これから投資を始める方に向けて、リアルな記録を全部話します。
2年目から「年間方針書」を作っていた
投資を始めた1年目(2008年)は完全に勢いで動いていました。
でも2年目ごろから、1年間の目標をエクセルに書いて、それに沿って投資するようになっていたようです。ちゃんと記録が残ってました。
目標を作ってそれに沿って動く、というのは当時の自分にしては悪くないやり方でした。
2009年の計画と結果
計画の内容
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 毎月の貯金 | 5万円 |
| 毎月の投資 | 6万円 |
| 生活防衛資金の目標 | 200万円 |
投資の内訳はこうでした。
| カテゴリ | 比率 | 月額 |
|---|---|---|
| 外国株式 | 50% | 3万円 |
| 外国債券 | 25% | 1.5万円 |
| 日本株式 | 25% | 1.5万円 |
今の自分なら全部オールカントリー1本で終わりですが、当時はオールカントリーという商品がありませんでした。外国株式・外国債券・日本株式と、自分でカテゴリに分けて個別の投資信託を買っていました。
今は本当にいい時代になりました。
結果:投資額116万・口座残高250万
計画通りに動いた年でした。生活防衛資金の目標200万に対して、250万まで貯めることができています。
2010年の計画と結果
計画の内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 毎月の貯金 | 8万円を目安(投資残金で増減) |
| 毎月の投資 | 6万円(7万のときもあり)年間80万目標 |
| 生活防衛資金の目標 | SBI口座に400万 |
投資の内訳も少し変わっています。
| カテゴリ | 比率 | 月額 |
|---|---|---|
| 先進国株式 | 50% | 3万円 |
| 新興国株式 | 25% | 1.5万円 |
| 日本株式 | 12.5% | 7,500円 |
| 日本債券 | 12.5% | 7,500円 |
前年と比べると「先進国株式」「新興国株式」という分け方に変わっています。この時代はBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)などの新興国が注目されていた時期で、その影響で新興国を意識した配分にしていたんだと思います。
結果:投資額75万・口座残高350万(約100万増加)
貯金を優先した結果、投資額は計画の80万を若干下回りましたが、貯金残高は100万円増えています。生活防衛資金の目標400万には届いていませんが、着実に積み上がっています。
2011年の計画と結果
計画の内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 毎月の貯金 | 6〜8万円を目標、今年は貯蓄を増やす |
| 毎月の投資 | 3万円(ボーナスで18万確保)年間36万目標 |
| 生活防衛資金の目標 | SBI口座に500万 |
この年は投資額を3万円に絞って、貯蓄を優先しています。
結果:投資額36万・口座残高450万(約100万増加)
計画通りで、貯金が100万増えています。生活防衛資金の500万目標まで、あと50万というところまで来ました。
3年間の変化を振り返ると
| 年 | 月投資額 | 月貯金額 | 年末残高 |
|---|---|---|---|
| 2009年 | 6万円 | 5万円 | 250万円 |
| 2010年 | 6万円 | 8万円 | 350万円 |
| 2011年 | 3万円 | 6〜8万円 | 450万円 |
投資額を減らしながら、着実に生活防衛資金を積み上げていった3年間でした。
毎月25日に銀行残高を確認して、目標額に調整するというルールも当時から決めていました。給料が入ったら25日前に残高を確認して、余った分を次の投資・貯金に回す。シンプルですが、これがあると感覚でお金を使うことが減ります。
当時と今の大きな違い
一番の違いは商品の選択肢です。
当時は「外国株式」「外国債券」「先進国株式」「新興国株式」「日本株式」と個別に分けて買う必要がありました。それぞれどの比率にするか、自分で決めなければいけない。
今はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本を買えば、世界中の株式に分散投資できます。これ1本で当時の自分がやっていた配分の大部分をカバーできる。
本当に、今の時代に投資を始める人はラッキーです。
これから始める人へ
記録を見ると、当時の自分は稚拙です。計画の立て方も投資の配分の決め方も、今から見れば「もっとシンプルにできたのに」と思う部分がたくさんある。
でもそれでよかったんです。
稚拙でも、記録を残して、目標を決めて、それに沿って動いていた。その積み重ねが今につながっています。
完璧な計画を立ててから始めようとすると、永遠に始まりません。多少雑でも、まず動く。動きながら修正していく。投資はそれで十分です。
投資は自己責任でお願いします。この記事は特定の金融商品を推奨するものではありません。