20年の積立投資をグラフにしたら、後半に全部起きていた
投資の話をするとき、よくこういうグラフが出てきます。
「インデックスファンドに積み立て投資をすれば、長期でこうなります」という、右肩上がりのきれいなグラフ。見たことある方も多いと思います。
あれは本当です。
これがその証拠です。計算上のシミュレーションではなく、実際に記録をつけ始めたところからの自分のグラフです。

緑のバーが毎月積み立ててきた投資元本の累計。青のエリアが実際の資産総額です。
シミュレーションのグラフと違うのは、紆余曲折があること。リーマンショック、コロナショック、関税ショック……下がっては戻し、を繰り返しながら、それでも長い目で見れば右肩上がりになっています。
最初の10年は、ほぼ何も起きていない
2008年から積立を始めて、2018年ごろまでの約10年間。
グラフを見ると、青と緑がほぼ重なっています。
つまり、10年間積み立てても、資産は元本とほぼ変わらなかった。リーマンショック後の低迷、その後の緩やかな回復。長い間、ほとんど増えている実感がなかった時期です。
正直、この期間は何のためにやっているのかと思う瞬間もありました。
2020年以降、青が緑から離れ始めた
2020年あたりからグラフの様子が変わります。
青のエリアが緑のバーから上に離れ始めて、2022年、2023年と急激に広がっていきます。
コロナショックで一瞬下がっていますが、その後は右肩上がりが続いています。2025〜26年にかけての伸びは、グラフの中でも特に急です。
これが複利の効果です。元本が大きくなればなるほど、同じ上昇率でも増える金額が大きくなる。
後半に全部起きる
このグラフを見て改めて思うのは、長期投資の恩恵はほぼ後半に集中するということです。
最初の10年は種まきの時期。ひたすら積み立てて、ほとんど変化がない。でもそこを耐えてきたから、後半の急拡大があります。
途中でやめていたら、この青のエリアはなかった。
やることは変わっていない
投資始めてから、今まで、やってきたことは基本的に同じです。
毎月一定額を積み立てる。暴落しても売らない。ひたすら続ける。
グラフが劇的に変わっても、やることは何も変わっていない。それがインデックス投資の面白いところでもあり、少し拍子抜けするところでもあります。
次の10年で、このグラフがどうなるか。それはそれは楽しみです。
投資は自己責任でお願いします。この記事は特定の金融商品を推奨するものではありません。