みんな生活防衛資金貯めようぜ

投資の話を書いてきましたが、今日は投資より先に話すべきことを書きます。

生活防衛資金の話です。

これがないと、投資は本当の意味で機能しないと思っています。


生活防衛資金って何

生活費の何ヶ月分かを、投資に回さず現金で持っておくお金のことです。

仕事を突然失ったとき、病気や怪我で働けなくなったとき、急な出費が重なったとき。そういうときに投資口座を崩さずに対応できるお金です。


2014年、まず200万から始めた

投資を始めたのが2007年ごろで、生活防衛資金という考え方は投資を始めた頃からなんとなく意識していました。

記録が残っている2014年の時点で、約200万円を生活防衛資金として確保していました。そこから投資と並行して生活防衛資金も少しずつ積み上げていきました。

若い人は投資もやりながら生活防衛資金も積み上げていくので、正直しんどいと思います。でも200万あれば、体感的にかなり安心できると思います。まずはそこを目指すといいと思います。


現在は約800万を目安にしている

今は約800万円を生活防衛資金の目安にしています。

これは生活費の約2年分です。

「2年分って多すぎない?」と思う人もいるかもしれません。でも自分的には、2年あれば万が一のことが起きても立て直す時間としてほぼ十分だと感じています。

ちなみにここに書いている金額はあくまで自分個人の感覚です。家族構成や生活水準によって変わります。ただ普通に働く会社員としては、そこまでかけ離れた数字じゃないとも思っていて、同じぐらいのステージにいる人には参考になるんじゃないかと感じています。

この目安を出すには家計簿が必要です。毎月の支出を把握していないと「自分の生活費は月いくら」がわからないので、生活防衛資金の目標額が決まらない。家計簿をつけている人は生活防衛資金の目安が立てやすいです。

そういった意味では今から投資始める人は家計簿つけましょう!


精神安定の効果が段違い

生活防衛資金の話をするとき、一番伝えたいのはここです。

あるとないとで、精神安定が段違いです。

暴落が来ても、仕事でしんどいことがあっても、「まあ生活は守られてる」という感覚が土台にあると全然違う。リーマンショックのときに損益率-40%でも淡々と積立を続けられたのも、生活口座が別で守られていたからだと思っています。

さらに、500万を超えてくると暴落時に追加投資に回す余裕も出てきます。

コロナショックのときにVYMを買い増しできたのも、生活防衛資金がしっかり積み上がっていたからです。生活防衛資金は守りだけじゃなくて、いざというときの攻めの原資にもなります。

もちろん計画的に使わないとダメですが、ここまで積み上げることができる人は

金融リテラシーが高いのでうまく資産を活用できると思います。


どこに置くか

楽天銀行で普通口座と定期預金に分けています。

イメージはこんな感じです。

口座金額理由
楽天銀行 普通預金約300万すぐ使えるように
楽天銀行 定期預金約500万使わない分は金利の高い定期に

利回りは正直そこまで気にしていないですが、普通預金に全部置いておくのももったいないので、本当に使わなさそうな分は定期にしています。

ついでに言うと、銀行口座はあまり増やさない方がいいです。

口座が増えると管理が面倒になるし、把握もしにくくなる。メインの銀行を一つか二つに絞っておくのが一番シンプルで楽です。


投資と生活防衛資金、どっちを先にやるか

「投資を始めたいけど、生活防衛資金が貯まってから?」という人がいますが、同時進行でいいと思います。

生活防衛資金が貯まるまで投資しないでいると、それだけ複利が効く時間が短くなる。両方を少しずつ積み上げていく方が現実的です。毎月の投資額をどう決めるかは毎月いくら積み立てるべきかに書きました。なお、生活防衛資金を厚くしたことで生命保険を解約した話もあります。

ただ最低限100万円は生活防衛資金として持っておきたいと思います。

100万あれば、急な出費や数ヶ月の無収入にもある程度対応できる。心理的な安心感も全然違います。投資を始めると同時に、100万を目指して生活防衛資金も積み上げていくのがおすすめです。


まとめ

  • 目安は生活費の1〜2年分(まず100万、次に200万を目標に)
  • 家計簿で月の支出を把握しておくと目標額が決めやすい
  • 普通預金と定期預金に分けて置いておく
  • 500万超えると暴落時の追加投資にも回せる

投資の話ばかり目立ちますが、生活防衛資金は投資より先に考えるべきことだと思っています。これがあって初めて、長期投資が本当に機能します。


投資は自己責任でお願いします。この記事は特定の金融商品を推奨するものではありません。

← 記事一覧に戻る