ビットコインで-27.9%。ポイント運用は、自分の下手さを教えてくれる装置でした

インデックス投資

インデックス投資を20年やっています。それとは別に、ポイントで遊んでいる口座が2つあります。

現金は1円も使っていません。それでも、この2つがいちばん自分のことを教えてくれます。

今日の数字を出します。

つみたていぬ

ポイントやから痛くないんやけど、なんでか悔しいねんな。

この記事の目次

  1. 今日の成績です
  2. なんでこんなことをしているのか
  3. ビットコインさんが教えてくれること
  4. 相場がいいときほど、見ておきたい画面です
  5. レバレッジを体感して分かったこと
  6. まとめ

1. 今日の成績です

まず、楽天ポイントビットコインから。

楽天ポイントビットコインの運用画面。運用中30,021ポイント、運用益マイナス11,662ポイント

運用中30,021ポイント
突っ込んだ累計41,683ポイント
運用益-11,662ポイント(-27.9%)

チャートを見てください。2025年9月に1,900万円だったビットコインが、いま1,000万円あたりです。

そのあたりから買い始めています。きれいな高値掴みです。

そして、もうひとつ。PayPayのポイント運用です。

PayPayポイント運用の画面。18,350ポイント、運用損益プラス8,959ポイント

運用中18,350ポイント
運用損益+8,959ポイント(+95.40%)

こちらはチャレンジコース。米国の500社に連動して、3倍の値動きを目指すコースです。3倍。

片方は約3割のマイナス、もう片方は約2倍。 同じ人間が、同じ時期に、ポイントでやっています。


2. なんでこんなことをしているのか

理由は情けないほど単純です。

なんか得したらいいなー、と思って。

それだけです。理屈はありません。

ただ、条件はそれなりに良いんです。

元手ポイント。現金は1円も入れていません
勝ったら元手ゼロなので、まるごと儲け
負けたらポイントなので、痛くない

痛くないんですが、なぜか悔しい。 ここが自分でも不思議なところです。

もともとタダでもらったポイントなのに、マイナス27.9%と表示されると、ちゃんと悔しい。金額ではなく、マイナスという表示にやられています。

なぜポイントでこんな遊びをしているのか、その仕組みの話は楽天ポイントはおまけですに書きました。


3. ビットコインさんが教えてくれること

負けているのに続けているのは、得ているものがあるからです。4つあります。

① お前は相場が読めない

これが一番です。

2025年9月に、そろそろ良さそうだと思って入れました。 結果は上のとおりです。

20年インデックス投資をやっていても、相場は読めません。 読めないことを、毎月画面で確認しています。

② 「やってる感」が手に入る

インデックス投資は、やることがありません。積み立てて、放っておくだけです。

でもポイント運用なら、いくらでも触れます。

ほな、ここでナンピンかぁ

下がったらポイントを足す。また下がる。また足す。完全に無駄ですが、やっている感じはします。

やりたい気持ちを、ここで全部使い切っています。

③ 損は切れない、利益は早く確定したくなる

ここが、いちばん言い逃れできないところです。PayPayの画面が、そのまま証拠になっています。

もう一度グラフを見てください。緑の線が2回、まっすぐ落ちています。

あれは引き出しです。利益が乗ったところで、2回とも引き出しました。

そして楽天のビットコインは、マイナス27.9%のまま一度も引き出していません。 それどころか、足し続けています。

並べるとこうです。

状態やったこと
PayPay(3倍)プラス引き出した(2回)
楽天ビットコインマイナス一度も引き出していない

利益は早く確定して、損失は抱え続ける。この行動は、一般にディスポジション効果と呼ばれます。それが、自分のポイント運用にそのまま出ていました。

プロスペクト理論の「損失を利益より強く感じる」という考え方とも、つながっています(→利益が出たら売りたくなる?)。

しかも引き出した2回とも、そのまま持っていたら、もっと増えていました。 ついでに言うと、引き出した理由は「ちょっと欲しいものがあったから」です。

④ つまり、へたくそ

①〜③をまとめると、こうなります。

相場は読めない。無駄に触りたくなる。損は切れず、利益は早く確定する。

要するに、へたくそです。

これを認めるのに、ポイントはちょうどいい教材でした。


4. 相場がいいときほど、見ておきたい画面です

いちばん危ないのは、相場が良いときです。

資産が増えていると、自分がうまいから増えたような気がしてきます。20年やっていても、この勘違いは起きます。

そのたびに、この画面を見ます。

いま市場は調子がいいです。 それなのに、ビットコインさんはずっと沈んだままです。

増えているのは相場のおかげで、自分の腕ではない。毎月そう言われています。

インデックス投資でうまくいっているように見えるのは、選ばなかったからです。選び始めたら、この画面のようになります。


5. レバレッジを体感して分かったこと

PayPayのチャレンジコースは、米国500社の3倍を目指すコースです。

持ってみて分かったのは、なかなかのジェットコースターだということでした。

上がるときは気持ちいい。下がるときは、積み上がった分が一気に削れます。上のグラフで、緑の線が2回まっすぐ落ちる前、どれだけ大きく振れているかを見てもらえれば伝わると思います。

頭では「3倍なんだから値動きも3倍」と分かっています。ただ、自分の残高でそれが上下すると、感じ方がまるで違いました。

分かっていることと、体感していることは別でした。

自分は現金でも3倍レバレッジを買って、4年半持って売っています(→コロナショックで3倍レバレッジを買った話)。

ポイント運用で値動きを体感することはできます。ただ、それを現金のレバレッジ投資に置き換えて考える必要はありません。 金額が変われば、耐えられるかどうかも変わります。


6. まとめ

  • 楽天ポイントビットコインは -11,662ポイント(-27.9%)。 きれいな高値掴みです
  • PayPayの3倍コースは +95.40%。 ただし利益が乗るたびに2回引き出しています
  • 損は切れず、利益は早く確定する。 自分の癖が、ポイントの画面にそのまま出ていました
  • 相場が良いときほど、この画面が必要になります
  • 3倍の値動きは、頭で分かっていても、体感するとまるで違いました

現金でやっていたら、こんな記事は書けていません。ポイントだから、下手なままでいられます。

下手さを確認する場所を、本体の外に置いておく。悪くない仕組みだと思っています。


これは個人の記録です。ポイント運用も投資であり、値動きによっては損をします。特定の商品やサービスを推奨するものではありません。

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