ジュニアNISAとこどもNISAは併用できる?16歳・14歳で計算してみた
新NISA・制度前回、ジュニアNISAが終わったらどうなるかを書きました。あれは今年18歳になる長子の話です。
今回は下の2人です。
この2人は、まだ何年か先に終わります。そしてその前に、こどもNISAという新しい制度が始まる予定です。
どうするかは、まだ決めていません。 今日は現時点でわかっている情報をもとに、方向だけ整理します。
3人ぶんは、さすがにきついね。
この記事の目次
1. 下の2人の現状
いま16歳と14歳です。2人ともジュニアNISAの残高が継続管理勘定に入ったままで、そこから動きません。
終わるのはこうなっています。
| 継続管理勘定が終わる | 成人NISAへ | |
|---|---|---|
| 次子(16歳) | 2028年12月末 | 2029年1月 |
| 末子(14歳) | 2030年12月末 | 2031年1月 |
まだ2年と4年あります。 それまでは非課税のままです。
こどもNISAで入れられる額は、思ったより少ない
こどもNISAは2027年1月から始まる予定です。対象は0〜17歳(1月1日時点で18歳未満)なので、うちの2人は残り年数が短いということになります。
| こどもNISAが使える年 | 入れられる額 | |
|---|---|---|
| 次子 | 2027・2028 | 120万円 |
| 末子 | 2027〜2030 | 240万円 |
投資できる枠は600万円ですが、2人とも使い切れません。 次子は2割、末子は4割です。
中学生以降で始めると、こういうことになります。
2. ジュニアNISAとこどもNISAは、同時に使えそうです
ここが一番知りたかったところです。
ジュニアNISAの残高を持ったまま、こどもNISAを使えるのか。
調べた範囲では、ジュニアNISAの残高を持ったまま、こどもNISAを利用することはできると考えてよさそうです。
ジュニアNISAの口座を持っていたとしても、ジュニアNISAとこどもNISAは別制度なので、併用可能です
頼む、そうあってくれ。
というのも、もし併用できないなら、ジュニアNISAを解約しないとこどもNISAが使えないことになります。せっかく18歳まで非課税で持てるのに、途中で崩す羽目になる。
ただし、公式には確認できていません
2026年8月時点で、金融庁や証券会社が「ジュニアNISAとこどもNISAは併用できます」と明記した案内は、確認できませんでした。 6サイトほど見ましたが、触れているのは1件だけです。
制度そのものは、2026年3月31日に法律が成立しています。ただ、金融機関の案内はまだ税制改正大綱をもとに作られたものが多く、実務の細かいところは出てきていません。
ジュニアNISAは2023年で新規買付が終わった旧制度、こどもNISAは2027年から始まる別の制度です。併用できないという規定は、いまのところ見つかりません。
この記事は「併用できる前提」で書きます。口座を開くときに、証券会社の案内は必ず確認するつもりです。
調べていて、一番うれしかったこと
増えた分は、枠を食いません。
NISAの枠は「いま持っている資産の値段」ではなく、「買ったときの値段」で数えます。
| 枠をいくら使ったことになるか | |
|---|---|
| 600万円ぶん買った | 600万円 |
| それが2,000万円に増えた | 600万円のまま |
値上がりしても、使った非課税枠は増えません。
600万円ぶん買ったなら、そのあといくら値上がりしても、600万円ぶんの枠のまま持ち続けられます。
こどもNISAは0歳から使えるので、早く始めるほど、非課税で持てる期間が長くなります。
3. うちの戦略
併用できる前提で考えると、方向はシンプルです。
| どうするか | |
|---|---|
| ジュニアNISA | 18歳まで引っ張る。触らない |
| こどもNISA | 2027年から、新しいお金で積み立てる |
ジュニアNISAを崩さないのがポイントです。18歳まで非課税で持てるうえに、終了時に取得価額がリセットされて含み益が非課税で確定します。わざわざ途中で売る理由がありません。
そもそも、一部だけ取り崩すことができません
「ジュニアNISAを持っているから、こどもNISAを使えないのでは?」
そう考えるより先に、もう一つ問題がありました。
ジュニアNISAは、一部だけ取り崩すことができません。
売ること自体は、いまはいつでもできます。 2024年から払い出し制限が撤廃されて、売っても課税されません。
ただ、出すときは全部です。
18歳になる前に払い出しをしたい場合は、ジュニアNISA口座の保有商品をすべて売却または課税口座へ移管し、ジュニアNISA口座を閉鎖する必要があります
出典:楽天証券
全部出して口座を閉じるか、そのまま続けるか。 二択です。
「少しずつ取り崩してこどもNISAへ」ができません。
買うものは、当然オルカンです。こどもNISAは成人のつみたて投資枠に近い商品構成になるので、選択肢もそう多くありません。
分からないことが、もう一つあります
こどもNISAの口座は、2027年1月に自動で開設されるのでしょうか。
長子の成人NISAは自動開設でした。ジュニアNISAの口座を持っている子なら、同じように自動で開くのか。それとも申し込みが要るのか。
調べた範囲では、どこにも書かれていませんでした。 制度が始まっていないので当然かもしれません。
4. 月々いくら入れるのか
ここが決まりません。
満額入れるなら、年60万円です。 月5万円。
ただ、うちは3人います。
3人に60万ずつ出すと、年180万円です。
無理です。
長子はこどもNISAの対象外ですが、下の2人だけに出して長子には出さない、というのも違う気がします。同じだけ出すなら、3人ぶんです。
そんな余裕はありません。
そもそも、親のNISAが先だと思っています
もう一つ、引っかかっていることがあります。
親のNISA枠が余っているなら、まずそちらを埋めるほうが現実的ではないか、ということです。
夫婦で1,800万円ずつ、合わせて3,600万円の枠があります。ここが埋まっていない状態で子どもの枠に回すのは、順番として違う気がしています。
この話は長くなるので、また別に書きます。
あれ、仕事辞められなくね。
5. まとめ
- 下の2人は、継続管理勘定が終わるのが2028年末と2030年末
- こどもNISAで入れられるのは次子120万・末子240万。600万は使い切れない
- ジュニアNISAとこどもNISAは併用できそう。ただし公式には確認できていない
- 値上がりしても、使った非課税枠は増えない。600万円ぶんの枠のまま持ち続けられる
- ただし満額60万は無理。3人ぶんで年180万になる
今日整理してよかったです。
このまま来年を迎えていたら、1月に慌てるところでした。 長子の払い出しと、下2人のこどもNISAが同時に来ます。
現実的な数字は、これから詰めます。11月ごろを目処に結論を出したいと思っています。
それまでに制度の詳細が分かってきたら、また記事にします。
投資は自己責任でお願いします。この記事は特定の金融商品・制度を推奨するものではありません。こどもNISAの内容は2026年8月時点のものです。根拠となる法律は2026年3月に成立していますが、金融機関の実務の詳細はこれから示される見込みです。